catch-img

家庭菜園初心者向け!キウイフルーツの育て方|苗木の選び方、剪定、収穫まで



こんにちは、ガーデニング研究家の畑です。

前回は、ビオラをエディブルフラワーとして栽培するコツをお伝えしました。

今回は、キウイの育て方についてお伝えします!


健康のため、果物を一日200g以上を摂取するように厚生労働省は目標を掲げていますが、果物離れが進み、すべての世代において、その目標値に到達していないのが現状のようです。果物にはビタミン、食物繊維、カリウムなどが豊富に含まれています。生のまま食べられるので、加熱により失われる栄養素を摂取するのに、果物はできるだけ食べたいものです。




果物不足だなと思われている方、ご家庭で果物を育ててみたいという方にオススメしたい果物、キウイの育て方を苗木の選び方~収穫、追熟についてイラスト付きで解説します。




目次[非表示]

  1. 1.なぜキウイをおすすめするか
    1. 1.1.キウイの栄養と効果
  2. 2.キウイの育て方
    1. 2.1.キウイの育て方:苗木の選び方
    2. 2.2.キウイの育て方:苗木の植え付け(3月頃)
    3. 2.3.キウイの育て方:肥料の与え方(翌年2月)
    4. 2.4.キウイの育て方:剪定方法
    5. 2.5.キウイの収穫時期(霜が降りる前までに)
    6. 2.6.キウイの追熟の方法
  3. 3.<今回の作業にオススメの道具>
    1. 3.1.<この記事を読んだ人はこんな記事もオススメです>





なぜキウイをおすすめするか

1. 病害虫に強く、比較的栽培の手間もかからない

2. 樹勢が旺盛でたくさんの実をつける

3. 追熟をしなければ収穫後も保存が効く

4. 半分に切ってスプーンで食べられる手軽さ



果物をめぐる情勢(農業水産省)によると、消費者が果物を食べない理由として、

価格が高い買い置きできない皮を剥く手間が面倒、などが挙げられています。

キウイは、保存が効き、食べやすく、初心者でも簡単に育てられる果物になります。





キウイの栄養と効果

キウイは、一般的に知られる果物と比べても栄養価が高いことから、フルーツの王様と呼ばれています。キウイに多く含まれる栄養素は、ビタミンやカリウム、食物繊維、など。



〈ビタミンCの主な効果〉

体内の老化、シミの抑制、動脈硬化の予防、抗ストレスホルモンの生成など

〈カリウムの主な効果〉

高血圧予防やむくみ予防など

〈食物繊維の主な効果〉

便秘予防、発がん物質の体外排泄







キウイの育て方

キウイの育て方:苗木の選び方

雌雄別株であるキウイは、雄花と雌花それぞれが開花しないと受粉がなされず結実しません。

相性の良いペアをご紹介します。



緑果肉の品種

雌株(♀)ヘイワード × 雄株(♂)トリム

黄色果肉の品種〉 

雌株(♀)ゴールデンキング × 雄株(♂)孫悟空






キウイの育て方:苗木の植え付け(3月頃)

苗木の植え付け最適期は3月です。雌株の近くに雄株を植付け、同じ支柱に誘引します。






キウイの育て方:肥料の与え方(翌年2月)

キウイは年1回の施肥で十分です。植え付けた年の翌年2月に木の周りに粉末の醗酵油粕をバラ撒きます。1㎡に対して2握り程度です。その上からバーク堆肥を厚さ5センチ敷き詰めます。





キウイの育て方:剪定方法


キウイは、各枝に花芽が多く着くので、枝を吟味して剪定する必要はありません。

​​​​​​​次の2点に気を付けてください。


1.  密接した枝を除去する。

2. 主幹の上側から伸びた枝や徒長枝を除去する。 



キウイのツルはしっかりしているので、太い枝も切れる、ミニチョキデラックスという剪定バサミを使っています。




キウイの収穫時期(霜が降りる前までに)

葉が落葉し始めたら実の成長も止まります。霜が降りるまでに全て収穫しましょう。






キウイの追熟の方法

キウイが樹になっている時には、実は熟していません。だからカラスなどの野鳥は見向きもしません。防鳥ネットなどを張る手間が省けます。収穫した後に食べる分だけリンゴやバナナと一緒に袋に入れます。リンゴやバナナから発生するエチレンガスによって徐々に熟していきます。軽く握って柔らかくなっていれば食べ頃です。





<今回の作業にオススメの道具>

今回の収穫作業では、ミニチョキデラックスを使いました。


刃が大きく開き、太い枝も楽に切れます。刃は錆びにくいハードクローム仕上げ。 

グリップカラーは全部で5種類(ホワイト、イエロー、ピンク、グリーン、バイオレット)。





いかがでしたでしょうか。

以上、家庭菜園初心者向け!フルーツの王様「キウイ」の育て方|苗木の選び方、剪定、収穫まで【イラスト解説付】をご紹介しました。




<この記事を読んだ人はこんな記事もオススメです>

ご家庭でも果物を栽培したいと思われた方は、こちらの記事もおすすめです。

  ビタミンCやアントシアニンが豊富!露地でイチゴを育てよう こんにちは、ガーデニング研究家の畑です! 皆様は、イチゴの旬をご存知でしょうか? クリスマスケーキを思い出して「12月!」と思っていませんか? 実は露地(温室ではないところ)で育てるイチゴの収穫時期は5月。 そして、イチゴ苗の植付け時期はまさに今、11月~12月なのです! ガーデニング研究家 はたさんちのチョキチョキライフ
  無農薬レモンを育てよう!地植えの方法と寒肥の与え方 無農薬管理がしやすく、鳥に食べられにくいレモンは家庭果樹の中でも、オススメの果物です。今回は、レモンを育てる上でのポイントをご紹介します。 ガーデニング研究家 はたさんちのチョキチョキライフ










畑 明宏

畑 明宏

1967年生まれ。ガーデニング研究家。 1991年積水ハウス入社。 研究所、本社設計部などを経験し、 2014年に独立。 奈良市で土壁と木の家に暮らしながら 家族5人分のお米と野菜を自らつくる。 主な作品に、梅田スカイビル新・里山(緑の都市賞)など。 また、NHKぐるっと関西おひるまえでは講師として出演中。 著書に 「コップひとつからはじめる 自給自足の野菜づくり百科」 がある。

大阪堺の刃物メーカー・アルスコーポレーションの直営ネットショップです。
作業にオススメな道具をご紹介しています◎

ガーデニング研究家

はたさんちのチョキチョキライフ

畑明宏(はたあきひろ)
1967年生まれ。兵庫県西宮市出身。
ガーデニング研究家。樹木医。自給自足。
2014年に独立後、奈良市で土壁と木の家に暮らしながら、家族5人分のお米と野菜を自らつくる。
現在はNHK『ぐるっと関西おひるまえ』にも講師として出演中。
著書:『コップひとつからはじめる自給自足の野菜づくり』(内外出版社)

この時期におすすめ記事

全2件中 1〜 2件を表示

人気記事