【エゴノキやジューンベリーなど】苗木から育てる庭づくり

こんにちは、ガーデニング研究家の畑です!

家を建てた時、庭木を植えれば素敵な住まいに見えます。


最初から立派に見せるためには、

樹高が2mや3mの庭木を植えればいいのですが、

予算的に厳しい場合、とっておきの方法があります。


それが苗木から育てる庭づくりです。


苗木から育てる庭づくりは、

儲けにならないので、一般の業者さんは提案しません。


ただ、初期費用が大幅に節約できるのです。

しかも4~5年経てば苗木で植栽した苗木が2~3mの立派な庭木になります。


目次

1.オススメな庭木の種類

2.土づくりをしよう

3.苗木を植え付けよう

4.定期的な剪定を忘れずに

<今回の作業にオススメの道具>


1.オススメな庭木の種類

落葉樹では、エゴノキ、イロハモミジ、ジューンベリーが、

常緑樹では、シラカシ、ソヨゴ、クロガネモチなどがオススメです。


いくつか画像でご紹介をします。


▼エゴノキ(落葉樹)

5~6月になると下向きに白い花を咲かせます。

鈴形のお花が可愛らしい庭木になります。


イロハモミジ(落葉樹)

秋に色づく赤い葉が、お庭を彩ってくれます。

落ち着いた雰囲気になりそうですね。


▼ジューンベリー(落葉樹)

4月になると白い花を咲かせます。

花が咲いた後は、丸い実をつけます。

見た目にも可愛らしく、楽しむことができますよ。


シラカシ(常緑樹)

シラカシはカシ類の一種で、どんぐりが生ります。

秋が楽しみになる庭木のひとつです。


▼ソヨゴ(常緑樹)

モチノキ科の一種で、秋には赤くて丸い実をつけるのが特長です。

ただし、雌雄異株なので、実をつけるのは雌木のみ。

お庭で赤い実を楽しみたい際は、注意して選んでください。


クロガネモチ(常緑樹)

こちらもモチノキ科の一種で、秋に真っ赤な実をつけます。

ソヨゴと同じく雌雄異株なので、実をつけるのは雌木のみです。

 

いかがでしょうか。

お花のかたちや葉っぱの色などを参考に、

イメージするお庭にあう庭木を、選んでみてくださいね。


2.土づくりをしよう

まず、土づくりです。

苗木を植え付ける場所の土壌改良をします。


直径1m、深さ30cm掘り、40リットルのバーク堆肥を混ぜ込みます。


昨年の3月の記事(「【乾燥や雑草を防ぐ!】バーク堆肥でマルチングを行おう」)でも

ご紹介しましたが、バークとは樹皮のことです。


製材する時に剥ぎ取った樹皮の中に、

有機物や土壌微生物を混ぜ、

堆肥化したものをバーク堆肥と言います。




バーク堆肥は植物の栄養となることはもちろん、

土を柔らかくしたり、保水力を高める効果があります。


バーク堆肥は、完熟のものを使用してください。

未熟なものは、ハエが発生したり、キノコが生えてしまいます。

素手で触っても柔らかく、

悪臭がないものを選んで購入してください。


3.苗木を植え付けよう

苗木を植え付けます。

植え付け後は、根鉢周りを踏み固めてください。



そして、たっぷりと水やりをした後は、

苗木の足元にバーク堆肥を敷き詰め、

強風などで倒れてしまわないよう支柱を取り付けます。




その際の注意事項としては、

株元から2~3cmにはバーク堆肥は与えないようにしてください。

与えると蒸れて病害虫が発生しやすくなります。

 

4.定期的な剪定を忘れずに

毎年、混み合った枝のみ剪定します。

剪定バサミはブイエスシリーズがおすすめです。

4~5年後に立派な庭木になります。




<今回の作業にオススメの道具>

混み合った枝の剪定では、ブイエスシリーズを使います。



剪定の際は、枝の根元の際で切るようにしてください。

根元から離れたところで剪定をしてしまうと、

そこから雑菌が入ってしまう恐れがあります。

注意してくださいね。


いかがでしたでしょうか?

今回は初期費用を大幅に節約できる

庭づくりの方法をお伝えしました。


お住まいにぴったりの苗木を選んで、

素敵な住まいをつくっていきましょう。


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畑 明宏

畑 明宏

1967年生まれ。ガーデニング研究家。 1991年積水ハウス入社。 研究所、本社設計部などを経験し、 2014年に独立。 奈良市で土壁と木の家に暮らしながら 家族5人分のお米と野菜を自らつくる。 主な作品に、梅田スカイビル新・里山(緑の都市賞)など。 また、NHKぐるっと関西おひるまえでは講師として出演中。 著書に 「コップひとつからはじめる 自給自足の野菜づくり百科」 がある。

大阪堺の刃物メーカー・アルスコーポレーションの直営ネットショップです。
作業にオススメな道具をご紹介しています◎

ガーデニング研究家

はたさんちのチョキチョキライフ

畑明宏(はたあきひろ)
1967年兵庫県西宮市出身。
ガーデニング研究家。樹木医。
2014年に独立後、奈良市で土壁と木の家に暮らしながら、家族5人分のお米と野菜を自らつくる。
現在はNHK『ぐるっと関西おひるまえ』にも講師として出演中。
主な作品に梅田スカイビル・新里山(緑の都市賞)など。

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