【葉焼けの原因はなに?】メカニズムと対処方法について


こんにちは!ガーデニング研究家の畑です!


まだまだ残暑が続きますね。


暑くて雨の少ない夏を乗り切るため、

植物達は一生懸命頑張っています。


今年の夏は水不足で

葉焼けを起こしてしまった方も多いのでは。


葉焼けの予防及び、対処方法をご紹介します。


目次

1.夏の植物を観察してみよう

2.水分不足と葉焼け対策

   2-1.枝葉のカットをしよう

 2-2.バーク堆肥を敷き詰めよう

 2-3.タフな常緑樹を傍に植えよう

<今回の作業にオススメの道具>


1.夏の植物を観察してみよう


暑い夏、ご自宅の植物は元気に育っているでしょうか?

この季節、気を付けていただきたいのが水分不足と葉焼けです。


◆水分不足で葉の周りが茶色になっていませんか?

庭木や果樹などが水分不足に陥ると、

すべての葉に水分を供給できなくなり、

葉の周りが茶色になることがあります。


この現象は、植物自らの防衛手段です。

この状態が進行すると枯れる可能性もあるので、

予防が必要です。


◆葉焼けで葉が枯れていませんか?

また夏に気を付けたいのが「葉焼け」という現象です。

これは言葉の通り、強い日光を浴びすぎて葉が焼けてしまうというもの。


今年の夏は暑い日が続いていますが、大丈夫でしょうか。


今回はそんな夏に起こりやすい症状への対策を、ご紹介します。



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2.水分不足と葉焼け対策

 2-1.枝葉のカットをしよう

   完全に枯れた枝葉はクラフトチョキで切っていきましょう。

 

   しかし、わずかでも緑色の部分がある葉は、残してください。

   緑色の部分が光合成と蒸散を続けているためです。


2-2.バーク堆肥を敷き詰めよう

   植物は光合成や暑さ対策のため、

   葉から大量の水を蒸散させています。


   また、イラストのように地面からも大量の水が蒸発しています。

   意外に思われるかもしれませんが、地面からの水の蒸発量は、

   葉が蒸散させているそれより圧倒的に多いのです。

   


   地面からの水の蒸発を防ぐために

   多めの水を与えるというのも良いですが、

   より効果的なのはバーク堆肥を地表面に厚さ5cmで敷き詰める方法です。

    

    

   このようにすると、地表面からの蒸発が少なくなり、

   土の保湿力がグッと高まります。


2-3.タフな常緑樹を傍に植えよう

   葉焼けを起こした樹木の西側に

   ヤマモモやアラカシなどタフな常緑樹を植えることも有効です。


   日中ダメージを受けた樹木を西日から守ってあげると

   葉焼けを起こすリスクを軽減することができます。




また、大前提として水やりは早朝に行いましょう。


蒸散量の少ない間に根から枝葉に水を移動させておくと、

植物は暑さや乾燥に対する備えが出来るからです。



<今回の作業にオススメの道具>

枯れた葉のカットはクラフトチョキで行いました!

他にもヒモや肥料の袋を開封するときなど、幅広く使えるハサミです。



クラフトチョキ





いかがでしたでしょうか?


今回は植物が暑い夏を元気に乗り切るための方法を

いくつかご紹介しました。


なかなか難しいな、、、と思われた方は、

まずは今日から「早朝の水やり」だけでも心に留めていただけ場と思います。


大切な植物を枯らしてしまわないように、

今一度ご自宅の植物を観察していただき、

あれ?と思われた際には、ぜひ試してみてくださいね!


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暑い夏には、こちらの記事も参考にしてみてください。

夏を終え、冬に向けて準備も始めていきたいですね。

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畑 明宏

畑 明宏

1967年生まれ。ガーデニング研究家。 1991年積水ハウス入社。 研究所、本社設計部などを経験し、 2014年に独立。 奈良市で土壁と木の家に暮らしながら 家族5人分のお米と野菜を自らつくる。 主な作品に、梅田スカイビル新・里山(緑の都市賞)など。 また、NHKぐるっと関西おひるまえでは講師として出演中。 著書に 「コップひとつからはじめる 自給自足の野菜づくり百科」 がある。

大阪堺の刃物メーカー・アルスコーポレーションの直営ネットショップです。
作業にオススメな道具をご紹介しています◎

ガーデニング研究家

はたさんちのチョキチョキライフ

畑明宏(はたあきひろ)
1967年兵庫県西宮市出身。
ガーデニング研究家。樹木医。
2014年に独立後、奈良市で土壁と木の家に暮らしながら、家族5人分のお米と野菜を自らつくる。
現在はNHK『ぐるっと関西おひるまえ』にも講師として出演中。
主な作品に梅田スカイビル・新里山(緑の都市賞)など。

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