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春に向けての準備|オススメの寒肥のやり方


こんにちは!ガーデニング研究家の畑です!まだまだ、寒い日が続きますね。



我が家では毎朝、庭に置いている石臼の水に分厚い氷が張っています。これでは我が家を訪れる野鳥たちが水を飲めないので、氷を割るのが僕の日課になっています。寒い日が続くと庭仕事もおっくうになりますが、寒い時の肥料やりが、庭木や果樹にとっては大切なのです。



今回は春の開花や新緑の準備にもなる寒肥(かんごえ)の与え方について説明します。



目次

1.準備するもの

2.寒肥の簡単なやり方

3.寄せ植えへの寒肥のやり方

4.ひと手間かける寒肥のやり方

<今回の作業にオススメの道具をご紹介> 


1.準備するもの


今回の作業においては、以下のものを準備してください。

 粉状の醗酵油かす

 完熟バーク堆肥

 バケツ

 移植ゴテ

 ホウキ

 ハサミ(クラフトチョキ)・・・袋を開けるときに使います


2. 寒肥の簡単なやり方


まずは、簡単なやり方からご紹介します!


枝葉の茂っている範囲に粉状の醗酵油かすを1㎡に3握りバラ撒きます。その後、粉状の醗酵油かすを撒いた部分に、厚さ3㎝の完熟バーク堆肥を被せます。寒肥を与える際、下枝がジャマな場合は、剪定鋏で切り落としてください。



ポイント

株元にはバーク堆肥は与えません。与えると蒸れて病害虫が発生しやすくなります。


3. 寄せ植えへの寒肥のやり方


寄せ植えの上から粉状の醗酵油かすを1㎡に3握りバラ撒きます。



葉に着いた粉状の醗酵油かすをほうきなどで払い落とします。



4. ひと手間かける寒肥のやり方


枝先の真下に15cm×15cm×深さ15cmの穴を、移植ゴテを使って30cmピッチで掘ります。



粉状の醗酵油かす:完熟バーク堆肥=1:1を

バケツに入れ、良くかき混ぜます。・・・①


1穴に一握りの①を入れ、

穴の中の土と混ぜ合わせます。

こうすることによって、

その庭の土壌微生物の①の分解が促進され、

寒肥が根に吸収されやすくなります。


最後に、枝葉の茂っている範囲に、厚さ3cmの完熟バーク堆肥を敷き詰めます。



ポイント

株元にはバーク堆肥は与えません。与えると蒸れて病害虫が発生しやすくなります。


すこし手間はかかりますが、寒肥がしっかり根に吸収されるため、おすすめの方法です。



<私が使用した道具をご紹介します>


醗酵油かすやバーク堆肥の袋を開けるときにはクラフトチョキを使いました!これまでの記事にもたくさん登場していますが、ヒモや茎のカットにも使えて、1丁あると便利です。

また、寒肥を与える際にジャマになる下枝は剪定鋏で切り落とすのも手。
ブイエスシリーズは手の大きさに合わせて、S・M・L3つのサイズ展開があり、切れ味も良いです。

寒肥は、植物にとって春への成長源となる大切な作業です! ぜひ行ってみてくださいね。





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ガーデニング研究家

はたさんちのチョキチョキライフ

畑明宏(はたあきひろ)
1967年生まれ。兵庫県西宮市出身。
ガーデニング研究家。樹木医。自給自足。
2014年に独立後、奈良市で土壁と木の家に暮らしながら、家族5人分のお米と野菜を自らつくる。
現在はNHK『ぐるっと関西おひるまえ』にも講師として出演中。
著書:『コップひとつからはじめる自給自足の野菜づくり』(内外出版社)

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