【剪定の解説付き】果樹苗の植え付けをしよう


だんだんと暖かくなり、外での作業も気持ちの良い季節となりました。


本日は、お庭に果樹苗を植える際のポイントをご紹介いたします。


<苗木選びのポイント>

①「枝葉の節間が詰まっている」

 ゆっくりと健全に育った苗の特長です。

②「枝や幹に穴や傷がない」

 穴や傷があると、害虫の被害にあっているかもしれません・・・!

③「枝葉が多く下枝もある」

 苗木生産場所で密植されず、下枝まで日光が当っていた証です。

④「根鉢がしっかりとしている」

 根と土がかたまりになったものを根鉢といいます。

 成長に欠かせない根が充実していると、根鉢がしっかりとしています。


上記の4点をチェックして、健康な苗木を選んでくださいね。


また、下のイラストのように

根鉢がビニールポットとゴムバンドで縛られているような苗木は

根鉢ができていない可能性があります。注意してください。


  



<苗木の植え付け>

植え穴は根鉢の巾と高さ、それぞれの2倍としてください。

また、植え穴には2割のバーク堆肥(土壌改良剤)を混ぜる。

バーク堆肥を混ぜると、

・保水性が高まる

・保肥性が高まる

・苗の成長が良くなる

・長期的に土の柔らかさが保たれる

などの、利点があります。


また、風の強いところでは支柱を設置します。

支柱は一年後に外すようにしましょう。


排水の悪い場所では、高植えにしましょう。




<苗木植え付け直後の剪定>


①「混み合った枝」を剪定する理由

  成長に伴い枝葉が多くなって風通しが悪くなると、病害虫が発生しやすくなります。

②「逆さ枝」を剪定する理由

  日光も当たりにくい上、地面に枝葉が接する可能性があります。

③「地際の枝」を剪定する理由

  地際の枝葉に養分を吸収され、上部の枝葉の成長が悪くなってしまいます。


また、剪定する枝は根元で切るようにしてください。


▼良い剪定位置

 剪定枝が残っていないので、切り口がふさがり

 腐朽菌などが入りにくいです。


▼悪い剪定位置

残った枝が邪魔で、切り口がふさがりません・・・!


みなさんも、お好きな苗木を選んで、

楽しい春のスタートにしてくださいね!


剪定作業には「ミニチョキ」がオススメです!


   


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ガーデニング研究家

はたさんちのチョキチョキライフ

畑明宏(はたあきひろ)
1967年兵庫県西宮市出身。
ガーデニング研究家。樹木医。
2014年に独立後、奈良市で土壁と木の家に暮らしながら、家族5人分のお米と野菜を自らつくる。
現在はNHK『ぐるっと関西おひるまえ』にも講師として出演中。
主な作品に梅田スカイビル・新里山(緑の都市賞)など。

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